博多百年の伝統の味 カクダイ醤油

株式会社太田屋醤油店は創業明治元年、博多百年の伝統の味「カクダイ醤油」を製造・販売する会社です。

TEL.092-431-0058

〒812-0017福岡県福岡市博多区美野島3-1-27

博多の食文化
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博多の冬の食文化
博多でのお正月はお飾り、お屠蘇、おせち料理、お雑煮と古くから伝わる日本文化とほぼ同じものとなります。
ただし、お雑煮は博多独自の食文化が取り入れられています。
お雑煮のだしは「アゴだし」でだしを取ります。おもちは「丸もち」で、お湯に昆布を入れてその上にのせて、やわらかくしてからお椀にいれます。正月の縁起の魚「ぶり」を塩をしてからだしに入れます。野菜は博多では主に「かつお菜」を入れる風習があります。焼豆腐、かまぼこを加えます。他に人参、ごぼう、さといも、椎茸を入れます。
博多の旧家は大家族のため、一人前毎の具材を「くし」にさして煮る風習があります。「くし」は真ん中に「ぶり」を置き、下部をさといも、ごぼうでとめ、上部は椎茸、にんじんでとめます。










博多の夏の行事「博多祇園山笠(櫛田神社の山笠奉納)」
山笠の追い山は、7月15日早朝4時59分に太鼓の合図で1番山がスタートする。
山笠が櫛田神社の清道を回り、出ていくまでの112メートル。この間を約30数秒のスピードを競う。
追い山では櫛田入りの際に1番山笠のみ「博多祝い唄」を唄うことが許されている。






博多の夏の食文化
博多では古くからご先祖様が我が家に帰って来られるお盆の儀式を盛大に執り行います。8月13日の朝から、特別な場所に精霊棚を組んで飾り付けを行い、お供え物およびお迎えの料理をつくり準備を行います。夕方に門口で苧殻(おがら)を焚き、ご先祖様を迎え火でお迎えします。
お盆の3日間ご先祖様を我が家でおもてなしし、8月15日の夕方門口で苧殻(おがら)を焚き、ご先祖様を送り火でお送りします。
お供え物およびおもてなしの料理は、精霊棚に使用したハスの葉と真菰(まこも)に包み、船の形に整えて、送り火でつけた線香とともに各地区の供養所に持ちより、お送りします。



博多の精霊棚





博多お迎えの料理




博多の精進料理
「あちゃら漬け」

博多は古くからお盆の3日間は精進料理を食べるのが食文化となっています。その代表的な料理が「あちゃら漬け」と呼ばれています。




博多のお盆の変わった食材
「たらの胃」
博多のお盆3日間は精進料理を食べますが、「たらの胃」は特別な料理として食卓に出されます。「たらの胃」は乾燥した異様な形状をしたものを購入し、2,3日水につけて戻します。その後、醤油、みりん、砂糖を加えて煮付けと同じ味付けで調理します。